足回り 

オーリンズPCV車高調整式

ラジアルタイヤ,ジムカーナ用としてセッティングされたものを譲り受けました

スプリング:スイフト
F:8インチ,4k,ID60 205mm
R:10インチ,6k(ヘルパー付),ID65 250mm

足回りを入れる前に,ブッシュとブレース等の補強をしてから,足を入れることをお奨めします(悩みたくなければね)

こんな感じ

わかりにくいけど,車高が落ちてかっこいい

車高が変われば,アライメント調整が必要になります

<アライメント調整方法>
アライメントをお店に頼むとべらぼうに高い費用がかかります
4輪テスターなら,確かにバッチリ寸法を出せます
しかし,ちょっといじってテスターってわけにはいかないでしょう
自分でやる場合の方法はいっぱいありますが,すらろま流を報告します

「しっかりやる場合」
この方法は,ボデーが変形している場合は使えません

写真のように糸を貼ります

左右共に糸を張るわけですが,この場合,タイヤの前側には適当なスペーサを入れています
スペーサの厚みは左右一定のものを使用します
スペーサに糸を貼り付けて,高さを計り,反対側も同じ高さに貼ります
後ろ側も同様に処理しますが,この場合,同じ高さのウマを使っています
糸をピンと張って,ボデーとの距離を計ります(糸はタイヤに当たらないように)

反対側も同様にセットしたら準備完了

各寸法を計測します

ホイルの前側のリムを基準に計測します


ホイルの後ろ側を計測します

計測結果例@

(mm)  RF   RR   差   LF   LR   差 
Frタイヤ 28 34 -6 25 30 -5
Rrタイヤ 40 33 +7 38 35 +3

これで一輪ずつの角度が大まかにわかります

これに加えてトータルトーを計測します
写真を撮り忘れましたが,一般的なトレッドを計る方法です
タイヤのみぞを基準に,タイヤの前後を計測し,その差を確認します
いつも記録している「アウト○mm」とは,このときの寸法差を言っているのです
前側が広ければトーアウト,狭ければトーインですね

計測結果例A

(mm) F R 結果
Frタイヤ 1577 1582 トーイン5mm
Rrタイヤ 1554 1550 トーアウト4mm

この状態で走ると,ステアリングまっすぐでやや右に曲がりました
@の結果からRRタイヤが4mm外向いてます
こいつが悪そうですね
AのRrのアウト4mmもRRタイヤを修正すれば0になってぴったりかな

こんな感じで調整して行きます
自分でやる場合の問題は,センターを出すのが難しいです
基本はまっすぐ走れば良しとします