ＭＲ−Ｓにはエキマニの近くに第１触媒があります
それとは別に第２触媒があり，こちらがメインの触媒です

第１触媒は，始動直後でも排ガスをクリーンにするためについているものです

問題は，触媒の割れ→脈動によるシリンダー内への触媒進入→エンジンブローが起きることです
２型の途中から対策品が装着されていますが，事前にクレームで交換するのは難しいでしょう
実際にブローした場合，周囲の状況を見るとまず直りません，直ったとしてもすぐ壊れるのが多いです(エンジンを交換しない場合)

ずーっと悩みつつ踏み切れなかったのですが，失敗したら市販エキマニを買うつもりでやっちゃました

第１触媒取っ払いです

先に述べたように第１触媒は始動直後に効果があるだけで，その後必要ありません
車検にも当然関係ありません

問題はすんなり触媒を取り除けるかでしたが，やってみると何のことはない作業でした

まずはエキマニを取り外します

ヘッド側は結構汚れてます

これが第１触媒

網状のものが触媒でセラミック？
これを長いドライバーでがしがし割りながら取り除きます
外周にはグラスウールが巻かれており，ケースとの接着はされていません
なので，中央から割り進めるとあっという間に取り除くことが出来ます

取り除いた状態

取り除いたフィルター
不燃ゴミかしら？

ついでにエンジンとの接合部を清掃
左がBefore，右がAfter

単なる気休めです

これでエンジンブローから大分守ることが出来るでしょう
排気抵抗の低減によるパワーアップも期待できますが，気持ちの問題でしょう
高い金を出して市販エキマニを買うより，簡単な作業で保護が出来る例として紹介しておきます