量産型加速度ロガー

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<’07・05・01>

Ver.1に使用した加速度センサはADXL202でしたが,既に入手不可能な状態です

そもそもロガーを作る目的のひとつとして,中級者位のドライバに使ってもらって技術向上に役立てたい思いがあります
(初心者にも有効ですが,データを見切れる技量が必要)

そのためには量産化が必要です
(誰が賛同してくれるかも当てはないけど)

そこで現在入手可能なKXM52-1050を使用することにします
この加速度センサは,アナログ出力仕様のため,デジタル化しなければいけません
変換にはADコンバータMCP3204を使用します

Ver.1からのプログラムの変更は大きく以下の通り
(1)ADコンバータとの通信
(2)ADコンバータから得られるデータの10進数化(3桁から4桁になった)

たったこれだけなんですが,丸一ヶ月を費やしてようやくプログラムを完成させました
(ソースは後日公開予定)

仮組み状態で,ヒーローしのいサーキットでテストを行い,特に問題なし!
(後日取得データアップします)

きちんとケースにマウントして,量産型1号機の完成です!!!

(マウスを当てると説明が出ます)

ケースサイズ:117×84×28
ポリカーボネート製なので頑丈です

作動中はLEDが点灯します

基板類の固定には,ホットメルトを使用(このために購入しました)
耐振性は不明

ホットメルトはつい緑を選びましたが,透明が良かったかも・・・

約2秒ごとにケースを前後左右に垂直に立てて,データを計測した結果がこちら

生データをエクセルでグラフ化したもの
縦軸約2050が中立で,±1000が1G,±2000が2Gになります
横軸分解能約100msです(ソフト上は50msまで高速化出来ます)
なお,データ転送には35秒かかりました(記録時間の1.75倍)

 

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