データロガーVer.3

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<’08・09・29>

これまでのロガーの最大の欠点は,PCへのデータ転送時間でした
これが面倒で使う機会が少ない・・・

でもやはり自分の操作を見てみたい思いがまた募ってきました(ろくに走ってないのに)

今回はアクセル,ブレーキ,サイドブレーキの信号も記録したい
PCに直接ロギングする方式に変更
Ver.2-232C版で上手く行かなかった車速入力も解決する
を目標にVer.3に着手しました

ペダル情報が必要になるので,車両側の改造が必要になります

アクセル信号はスロットルセンサから取るのがベストですが,コンピュータの障害になると困るので触りません
なので,ペダルにスイッチを追加します
スイッチは,クラッチスタート用のスイッチを使います

ペダルに穴を開けます
元々ゴムが付いているので,その穴を大きくするだけ

ワッシャーを削ってスペーサを作ります

そこにスイッチを装着

これでアクセルは完成です。

ブレーキは,ストップランプ用のブレーキスイッチにリレーを追加しました
写真はありませんが,回路図(↓の方にあります)のように改修します

サイドブレーキ信号はパーキングスイッチに割り込むだけ
ナビと一緒です

クラッチもやろうかと思ったが,スイッチ付けるのが面倒なのでやめました
クラッチスタートスイッチは下死点なので多分意味がないから却下(アクセルで奪ったのでないとも言う)

ロガーも大改修
Ver.2試作機をさらにいじりました
PCロギング専用なのでDサブから電源供給とし,電池と外部電源は撤去
ペダル信号入力と操作インジケータを追加

回路図

車速とサイドの入力にフォトカプラを使用し,車両と絶縁しました
このことでPC接続時の信号不良が解消し,車速のログが可能になっています

ハードルはペダル操作のPIC間データ転送プログラム
久しぶりだと元のプログラムを忘れているので悩みます
なんとかこんな感じで上手く行きました

メインプログラム
車両情報取得プログラム

実際の走行データ

現状の問題点
・アクセルスイッチの位置が悪く,少し踏んだ時に反応しない→位置調整予定
・ブレーキ信号にリレーを入れたので,カチカチうるさい→量産型の改修時はフォトカプラに変更予定
・データの取込後にエクセルでグラフ化が面倒→フリーソフト発見,そこそこ改善出来そう

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