ロガーVer.3の改善
<’08・10・03>
アクセルスイッチの接点ポイントを調整します
スイッチのストロークは白い棒の長さで決まります
なのでこいつをカットしました
樹脂のムクだと思ってニッパーで切ったら中空だった
しかも固めの樹脂で必要部分にヒビが・・・まぁそのままにしておこう
この加工によって,アクセルをちょっと踏んだだけで信号が取れるようになりました
次にログデータのエクセル化の容易化です
RS232Cで取り込んだデータをエクセル化するフリーソフトがすぐに見つかりました
232Excel
Logger
Vectorでもダウンロードできます
私の用途には少し勝手が悪い面もありますが,txtファイルからxlsファイルになるだけでも遥かに便利
まずはこれでエクセルファイルに記録することが出来るようになりました
次にグラフ化
これはフォームをあらかじめ作っておくことにしました
エクセルロガーで作成したデータの列を丸ごと規定位置に貼り付けて,ちょこっと加工すればグラフ化できるようにしてます
さらに比較が出来るように時間軸を動かせるように(ただの足し算引き算)しました
このファイルも公開したいのですが22MBもあるのでやめておきます
サンプルとしてしのいサーキット走行データのイメージです
まずは編集画面(でかいので別画面で表示します)
A-M列にエクセルロガーで作成したデータの列を丸ごと規定位置に貼り付けます
N-U列は自動計算され,グラフデータが作成されます
form1とform2に異なるデータを入力すれば,比較シートで比較できるようにしました
比較シート
A-E列にform1,N-U列にform2のデータをオフセットする欄を設けています
上のグラフはしのい50.6sのデータ
下は51.0sのデータです
比較データのスタート位置を合わせるには時間セルにオフセット値を入れて時間軸を調整できるようになっています
ペダルのセルに数字を入れるとY軸方向に調整できるのでアクセルとブレーキを重ねたり出来ます
こんな感じでまずは準備完了
使い込んで熟成させて行くことになります
<’08・10・07>
車速信号の入力回路にフォトカプラを使用しましたが,80km/h以上でエンジンECUがエラーを出すようになりました
ABSのCANデータとアナログデータがアンマッチになった場合のエラーでした
フォトカプラの電流制限用抵抗に470Ωを入れ10mAとしていましたが,少なすぎたようです
フォトカプラの傾向として電流が少ないとゼロクロス位置に遅れが出るようです
そこで250Ω=20mAに変更したところエラーの発生は解消しました
車速のログも問題なしで解決
<追記>と思ったが,一定走行時にエラーが出やすいらしく再発
うーむ
ちなみにジムカーナ中は一度も出なかった
行き返りの道中にでるので,カットスイッチで対応するかなぁ
車速の記録自体には問題のでしばらくこのままとします